路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

路地の家の欠点①

路地の家というか、これは京町家共通の問題なのかもしれません。

「町家は寒い」とはよく聞きますが、住んでみて最も気になったのは音の問題です。

町家は基本的に長屋です。

隣り合った家同士で壁を共用しています。

我が家は、三連棟の端っこ。

お隣さんの音は聞こえます。

引っ越し後すぐに、お隣さんが階段を上り下りする音が聞こえることに気づきましたが、まあこの程度は許容範囲かな。

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賃貸生活が長いので許容範囲が広い!

が、ある日、お隣さんのくしゃみが聞こえたのにはびっくりΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

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賃貸生活が長くて許容範囲が広いのに?!

くしゃみが聞こえたのは結構ショックで、吸音ボードの設置方法を検索したりしながら、しばらく鬱々と暮らしてたと思う。

そのうちに普段は階段の上り下りの音以外は聞こえないことで、気持ちが落ち着いてきました。

足音はマンションでも響くと聞いていたのと、隣から聞こえる足音は上から聞こえるほど気にならなかったんです。

たぶんね、私がショックを受けたのはこんな理由です。

うちは長屋ですが、私の感覚としては「家」を買ったんです。

だから賃貸より防音はしっかりしていると思い込んでいたー

違ったーΣ(´Д`lll)エエ!!

長屋なので、賃貸アパートと防音レベルはほぼ同じだと考えると、お隣さんのくしゃみは賃貸アパートでも聞こえたことあるなあ

結論として、防音工事はしていません。

賃貸アパート生活と変わらず、今後も静かに暮らせば問題ないレベルと判断しました。

ただこれは人によっては耐え難いことだと思うので、町家に住んでみようという方は、ある程度はお隣の音が聞こえる(自分の音も聞こえている)生活になることを受け入れられるのか、よく考えてみてくださいね。

ちなみに我が家は、リノベーション済みで、仕様書によると共用壁のこちら側に遮音シート+合板が貼られていますが、それだけでは音漏れは防ぎきれないということです。

壁の両側にシートが貼られていれば緩和されるのかなあ

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