路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

「ペット可」物件に関する私の主張

うちには猫が2匹います。

中古マンション購入を検討したときに3件見つけた「ペット可」物件には以下の制限がありました。

①小型犬、猫は2匹までOK

②基本的に室内飼い。共有部分では、リードを付け抱っこすること

この内容は、おそらく普及しているテンプレートなんだと思います。

上記②のルールは、廊下やエレベーターで他の住人と出会ったときにトラブルになることを防ぐのに有効だと思います。

でもね、ペット関連のトラブルって動物が室内にいるときに問題になることの方が多いんじゃないでしょうか?

鳴き声、足音、臭い、毛が飛んでくるなど。

この問題は、ペットの種類や数を制限しても解決しないと思うのです。

しつけと飼い主のマナーの問題だから。

ルールを細かく設定しろと主張したいわけではありません。

現状のルールが、建前のために設けられているだけで、現実的なトラブル防止の役に立っていないように見えるのです。

極端な例ですが、上記2つのルールを満たした小型犬1匹を飼育している家庭があるとします。

しつけも去勢/避妊手術も受けていません。

飼い主が留守中は吠え続けます。

さかりの時期は、夜中も吠え続けます。

飼い主はベランダでブラッシングを行い、抜け毛はベランダから投げ捨てます。

もう、無理でしょう…

それが原因で、ペット不可に規約を変更されたら、他のマナーを守って適正に飼育をしている飼い主はやりきれません。

制限を設けるのは否定しませんが、犬種や数ではなく、もっと飼育方法や飼い主のマナーに着目した内容にしてほしいと思います。

きちんとしつけされた猫の数が2匹から3匹に増えても、大型犬が住んでいても、隣人や階下の住人には気配も感じられないと思いますよ。

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