町家信用金庫の京町家向け住宅ローンを使うために、建物が昭和25年以前に建てられたことを証明する必要があると説明され、私は途方に暮れました。
物件情報に「築年数不詳」と記載されている以上、調べようがないのでは?
しかし、不動産屋のSさんが「では法務局で閉鎖謄本を調べてみます。記載されてさえいれば、おそらく昭和25年以前の建物ですよ。」と。
どういうことかさっぱりわからん^^;
この辺は私の付け焼刃の意見ではなく、ググっていただくのが確実です。
古い時代の登記簿が、デジタル登録されずに法務局に紙ベースで残っているのだととらえています。
この紙ベースの登記簿が「閉鎖謄本」
そして信金のAさんからは、もう一つ重要な条件があると。
見た目が重要なんです。
???
外観が典型的な京町家であることが重要なのだそうです。
これについては、私もSさんも太鼓判を押せます!
弁柄格子の典型的な外観です!
この時点では、ローンが通るか保証はありませんでしたが、とりあえず申請用紙に必要事項を記載しました。
ローンって申請するだけで大変ですねorz
勤続何年何か月かとか、当時のアパートに住んで何年何か月かとか、覚えてますか?
昨年の年収だけは、事前に調べて証明書を持っていってたのですが…
新卒採用なら計算も簡単ですが、私は何度か転職していたので、保険証を見て勤続年数を記入しました。
保険証で確認できることも初めて知りましたよ。
居住年数は、もう記憶を頼りに記入するしかありませんでしたが、その後、特に調べられることはありませんでした。
後は、Sさんに閉鎖謄本を調べてもらい結果を待つだけです。
待つこと2日、明治43年に登記された記録が見つかったと連絡を受けたのでした!
しかしこれは、ローン審査を受ける権利を得ただけのこと。
実際に審査が通るかどうか、結果は約1か月待つことになったのでした。
(続きます)