路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

築年数不詳の住宅:築年数は法務局の閉鎖謄本で確認できました。

町家信用金庫の京町家向け住宅ローンを使うために、建物が昭和25年以前に建てられたことを証明する必要があると説明され、私は途方に暮れました。

物件情報に「築年数不詳」と記載されている以上、調べようがないのでは?

しかし、不動産屋のSさんが「では法務局で閉鎖謄本を調べてみます。記載されてさえいれば、おそらく昭和25年以前の建物ですよ。」と。

 

どういうことかさっぱりわからん^^;

 

この辺は私の付け焼刃の意見ではなく、ググっていただくのが確実です。

古い時代の登記簿が、デジタル登録されずに法務局に紙ベースで残っているのだととらえています。

この紙ベースの登記簿が「閉鎖謄本」

 

そして信金のAさんからは、もう一つ重要な条件があると。

 

見た目が重要なんです。 

 

???

 

外観が典型的な京町家であることが重要なのだそうです。

これについては、私もSさんも太鼓判を押せます!

弁柄格子の典型的な外観です!

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この時点では、ローンが通るか保証はありませんでしたが、とりあえず申請用紙に必要事項を記載しました。

ローンって申請するだけで大変ですねorz

勤続何年何か月かとか、当時のアパートに住んで何年何か月かとか、覚えてますか?

昨年の年収だけは、事前に調べて証明書を持っていってたのですが…

新卒採用なら計算も簡単ですが、私は何度か転職していたので、保険証を見て勤続年数を記入しました。

保険証で確認できることも初めて知りましたよ。

居住年数は、もう記憶を頼りに記入するしかありませんでしたが、その後、特に調べられることはありませんでした。

 

後は、Sさんに閉鎖謄本を調べてもらい結果を待つだけです。

待つこと2日、明治43年に登記された記録が見つかったと連絡を受けたのでした!

しかしこれは、ローン審査を受ける権利を得ただけのこと。

実際に審査が通るかどうか、結果は約1か月待つことになったのでした。

 

(続きます)

 


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