住宅ローンの申請を含め、あんなに何度も住所とサインを手書きしたことないわ。
京都市内の住所って正式に書くと長いんですよ。
郵便番号があれば、町名と番地で郵便も宅急便も届くのですが、住民票に記載されているのは有名な(西洞院通御池上る)押西洞院町618-2の( )内の記述も含んだもの。
通りの名前が長いと、何度も手書きするのは面倒です~
ちなみに、ふだん人に住所を説明するときは( )の情報だけで通じます。
逆に、町名を聞いてもどこかわかりません。
例に挙げた住所は、一部で有名な御金神社の住所ですw
住宅ローン審査に通った連絡をもらったのですが、信金からの要望が1点ありました。
それは、月末までに金消契約を完了させてほしいということ。
条件ではなく要望だったので必須ではなかったのですが、おそらく融資取付のために頑張ってくれた信金のAさんが、月末までの実績が欲しいのだろうと考えたSさんと私は、できるだけ手続きを急ぎました。
まずは購入の申し込み。
↑
普通は終わってる^^;
審査OKの連絡をもらった日の仕事終わりにSさんの会社へ赴き、必要書類に記入&捺印しました。
確か、このタイミングで火災保険も紹介してもらったと思います。
もうこの時点で脳の処理能力を超えていたので、保険の内容は精査せずに案内された内容でそのまま契約しました。
来年見直そう・・・
次は不動産屋Hさんとの、重要事項説明&売買契約です(これもローン審査結果が出るまでに終わってることが多いかも)が、信金から登記の内容修正?が必要だとの指摘があって、その手続きが終わるまで延期です。
私は詳しく理解していないのですが、登記簿に住居兼店舗と記載されていたのを住宅専用という内容に変更することと、実際の建物の家屋面積に合わせて登記内容を変更したようです。
町家は本来、職住兼用住宅だし長年の間に増築されていることが多いため、内容に食い違いが発生したようです。
その手続きが終わったのはその月の半ばで、そこから最短で日程を調整し、契約の日までに手付金を振り込むことになりました。
当初は不動産業界の慣習に従って、当日に現金持参ということだったのですが、普段現金をほとんど持ち歩かない私が、振込での手続きを希望した結果です。
なぜ、多額のお金を現金でやり取りするのかSさんに質問したことがあります。
Sさんによると、契約が成立したから手付金を払うのであって、契約が成立していない段階でお金を払うのはリスクがあるからとのことでした。
うーん、理屈はわかるけど、個人が売主でも手付金だけ持ち逃げするより、契約を成立させた方が良いのでは?
振り込みを行った後、重要事項説明&売買契約のためSさんと共にHさんの会社を訪問しました。
このときにSさんの会社とも、仲介手数料を支払う契約を結びました。
すべて問題なく進んだのですが、途中で私が噴き出したことがあります。
閉鎖謄本のコピーが重要事項説明書のなかにあったのですが、それを見たときです。
それは達筆な毛書でした!まったく読めないw
例:これは麻生元総理の筆跡
実際は旧字体が多くてもっと読みにくかったです。
麻生さんて達筆なのね
Sさん、こんなの読めたん?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
Sさんによると、法務局にはこういう文献を読んで解説してくれる人がいるんですって。
もっと年代の上の不動産業者には、こういう文献を読める人もいるそうで、そういう人たちは「閉鎖謄本は語る」と言うそうですよ。
またもう一点、私を驚かせたのは、路地の非常扉の存在でした。
こちらはパッと見は壁と一体化していて、この時点で、2回訪問していた私も存在を知りませんでした。
私は中古マンションを探していたとき、ペット可物件が見つからないこと以外にも、私には合わないかもと考えている点がありました。
長年の賃貸生活で、私は面白味のある物件を選んでいたので、ごく標準的な価値感に合わせることを重要視しているマンションがしっくりこないのです。
物件探しに行き詰った私は、よく「隠し扉も謎のボタンもないマンションはつまらない」って話していました。
それが、隠し扉のある物件を見つけた!
ここは私の探していた家だと思いました。
無事に契約を済ませて、次は金消契約へ進みます。
路地の隠し扉