地上げ屋からの立ち退き要求に対して、どのような方針で戦うのが良いのか?
A:立ち退き拒否
B:立ち退く前提で良い条件を引き出す
結論から言うと、私は最初からBでした。
一生住むつもりで防音工事までしたのに、諦めが良すぎるかしら?
ごくごく、現実的な判断をしたつもりです。
仕事でも交渉することがありますが、こちらの要望が100%通ることはまずありません。
それならば立ち退く前提で、より有利な条件を引き出そうと考えました。
*立ち退きしない方針で戦っている人を否定するつもりはありません。
あくまでも私の場合です。
この辺の考えを他の住人と摺合せるために、まずは長年の顔なじみである3階メンバーで集まりました。
うちを含めて3部屋しかないんですけどね^^;
お隣のMさんとお向かいのTさんと話し合った結果、お二人とも私と同じく退去する前提で良い条件を引き出すつもりであるとわかりました。
法的には立ち退きを要求する場合、6か月前に連絡する必要があるとのことなので、半年は猶予があると考えてます。
相談の結果、とりあえず私は以下の条件で交渉することにしました。
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①半年間の居住権
②敷金10万の返還
③新居の敷礼負担
④不動産仲介手数料負担
⑤引っ越し代負担
ただし、③④⑤は具体的な引っ越し先が決まらないと確定できません。
③は現在と同等と考えて10万円
④⑤は退去までの家賃免除で相殺してください。
なお、消費生活相談センターにて、上記の要求が正当な内容であることを確認済みです。
②③の合計金額20万円は指定の口座に振り込んでください。
N月N日までに文書でご回答ください。
直接の訪問は固くお断りします。
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引っ越し可能な時期はそれぞれなので、共同で交渉するのはやめておきました。
上記の交渉内容は、友人に紹介してもらった無料法律相談の弁護士さんにチェックしてもらっています。
*法的には、半年以内に退去する義務はありません。
以上の内容を配達証明付き郵便1,500円也で送り返事を待ちます。
(続きます)
旧アパートのキッチンに転がるハンサムボーイ