路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

ひとり暮らしの終の棲家に必要な広さはどれくらい?

一生住むつもりだったお気に入りのアパートが、オーナーチェンジで取り壊されることになりました。

 

www.inthe-alley.net

 

そのため、中古マンションを購入しようとしたのですが、お値段お安めの古いマンションは、ペット不可が多かったのです。

最初は滋賀県で物件を探していたのですが、単身者向け物件がほとんどなく、3LDKが主なため割高。

不動産業者に狭くていいなら京都市内で探した方が希望の条件に合う物件が見つかるのでは?と指摘され、予算オーバーだろうと考えて考慮していなかった京都市内での物件探しに切り替えました。

 

京都市内で「ペット可」の中古マンションを検索したら、あっさりと複数の物件がヒットしたのですが、当然のことながら、私の予算に合うのは狭い部屋ばかりです。

さすがに8畳の1Kみたいなところに一生住む気にはなれません。

当時住んでいた間取り2Kのアパートの部屋と同じ広さは最低限確保したいと考えていました。

しかし、数値として当時の部屋の広さを把握していなかったので、賃貸契約書で確認したところ

 

24㎡

 

えぇぇ?この部屋、そんなに狭い?

 

住んでる本人が狭さを感じていなかったのに、数値上は結構な狭さでしたわ。

使いやすい間取りだから広く感じたのかしら?

いくらなんでも24㎡は狭い気がしたので、住宅情報サイトの色んな間取りと広さの値を比較して、私とネコーズが快適に生活するために必要な広さは、35㎡程度と想定しました。

 

検索でヒットした「ペット可」物件の中に、35㎡以上の部屋はありませんでしたが、33か34㎡の部屋が1件あったのです。

通勤にも便利なエリアで、2006年築と割と新しく、窓は3方向で浴室にも窓があります!

 

 

これは…ついに気に入る部屋に巡り合えたかもしれない (°_°)ゴクリ

 

というわけで、かなり期待して見学に臨んだのでした。

当日は、マンションの玄関前で営業さんと待ち合わせ、オートロックを開けてもらって、まずは共用スペースの説明。

駐輪場とかゴミステーションとか、きれいに整頓されている印象です。

では、エレベーターで目的のお部屋へ~

エレベーターには「ペットが乗ってますボタン」がついてました。

エレベーター待ちしてる人に、ペットが乗ってることを知らせて、動物嫌いな人がうっかり動物に出くわすのを防ぐのですって。

 

目的の部屋は4階の1DKです。

玄関を入ると廊下があって、突き当りが洗面&お風呂スペース

その手前、右手がキッチンへの入口ドアです。

狭い部屋なので、ドアを開けたら一目瞭然です。

そして狭いわりにDKと寝室用の各部屋に1台ずつエアコンがついてました。

収納は寝室側にあるクローゼット以外はキッチンの吊戸棚と流し下くらいかな。

 

う~ん、予想以上に狭い…

 

どうして?

35㎡弱なので決して広い部屋ではないのはわかっていましたが、当時住んでいた24㎡の部屋よりも狭く感じます。

本当に35㎡近くありますか?って、営業さんに確認してしまいましたわ。

この狭さでは長い年月を快適に生活できそうにございません。

残念ながら、ここもお断りすることになったのでした。

 

狭く感じた理由ですが、まずは廊下の存在でしょうね。

そして、洗面脱衣スペースの存在。

アパートは3点ユニットで脱衣スペースがありませんでした。

賃貸物件って、いろいろコンパクトにまとまってるんだなあと、感心したことが印象に残っています。

感心している場合ではありませんが…

 

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希望の条件を全てクリアする奇跡の物件だと思ったのに、もうお手上げ~

_のびー