他人の善意を否定したくないので、あまり否定的なことは書きたくないのですが、現在、池江選手の白血病発症報道で骨髄バンクのドナーに登録しようと考えている人が多いと思うので、元ドナーとしてわかりやすい基準をお伝えします。
私は、ドナー候補が見つかったと聞かされた後で、結局ドナーが決定しなかったと聞いて失望する患者さんが発生してほしくないのです。
骨髄バンクのサイトで情報を確認した限り、私がドナーになったときと基準は変わってないと思います。
骨髄バンクドナーの基準
わかりやすい基準は、400ml献血ができない人ははねられます。
ドナー登録したい人は、献血ルームに行ってみてください。
そして400ml献血を試してOKなら、その場でドナー登録できるはず!
ドナー登録は、献血できない人は無理だと思います。
献血する時間もない人は、ドナーになるのは無理です。
前回の記事の私のように、仕事が休めない人は、選ばれても断ることになると思います。
献血ルームでは、事前にドナー登録したいということを伝えておくと、採血の回数が減らせるかも?
献血の事前検査の採血と、ドナー登録の採血がまとめてだったような気もするし、2回採血したような気もする?
すみません!記憶があいまいです^^;
それくらい、私にとっては軽い行為だったのです。
ちなみに、献血ルームでドナー登録できるけど、献血センターと骨髄バンクは情報共有していません。
献血ルームの住所変更をしても、骨髄バンクからは別途住所の確認がきました。
ドナー基準は非常に厳しい
ドナーになりたいって気持ちは善意から出ているのはわかりますが、実際にドナーを経験して思ったことは、選ばれても断わることになったり、基準に達せずはねられる人がかなり多いだろうということです。
骨髄バンクは、患者さんよりもドナーの健康状態を優先します。
それは正しいことだと思いますが、基準が厳しすぎる気がするくらいです。
そして、患者さんには、ドナー候補が見つかったことは伝えられるけど、断られたのか、健康上の理由ではねられたのかは伝えられない。
少なくとも私はそのように説明を受けました。
自分がドナーを待っている状況で、ドナーが見つかったのに、移植にはいたらなっかたら、すごくがっかりすると思うのです。
ドナー登録することは善意のボランティアだと思いますが、ご自分の状況をよく考えてくださいね。
健康上の不安はないのか、仕事は休めるのか?
私は、特に深く考えずに登録しましたが、ドナーになれたラッキーな案件です。
また、骨髄バンクは骨髄提供に関して「絶対大丈夫」とは、「絶対」言わないので、ちょっとでも怖いことをやりたくない人には向かないです…
これって盲腸の手術をする場合でも同じだと思うのですが、盲腸は取らないと痛みがあるからリスクを甘受できても、骨髄提供はしなくても自分の健康には問題がありませんからね。
怖がりの人は断ることになるんじゃないかなぁ?
実際には、バンクの沽券にかけて慎重に対処してもらえそうですけどね^^;
私もVIP扱いでしたよ!
血液検査前の食事は健康的なメニューを選択すべし
ちなみに私はラーメンを食べて1時間後にドナーの適正検査に行ったら、血糖値が高いって精密検査に回されましたよ!
この時の血糖値は130台でした。正確な値は忘れた…
普通なら問題ない値のはずです。
言い訳すると、事前の食事制限は不要と言われていたのです。
元ドナーの感想としては、骨髄バンクのドナー基準はかなり厳しいので、400ml献血ではねられる人は登録すべきではない。
そして、身内に基準をクリアした人がいたら、応援してやって欲しいということです。
バンクの沽券にかけて、VIP扱いしてもらえますよw
お母ちゃんは、私たちにも献血してくれるの?
えーと、受付可能ならいくらでも