10歳くらいで、手足に激しいかゆみを伴う水疱ができる「汗疱」を発症し、治療はまったく受けることなく月日は流れ、30代になりました。
この間毎年、梅雨時に手のひらはボロボロになっていましたが、こういうものだとあきらめていました。
歯の詰め物を交換することになりました。
私は小学生の頃に1度虫歯治療をして以来、治療らしいことは矯正しかしていませんでした。
虫歯は4か所
すべて詰め物をしています。
そして、働き出してからは半年に一度程度、歯石チェックと着色除去のために歯科通いをしています。
そのチェックで、詰め物が一部欠けているので、詰めなおすことを勧められたのです。
当初は1か所だけ交換する予定でしたが、治療中に、もう1か所の詰め物が取れた…
詰め物の金属疲労が起きていたのでしょう。
何度か歯医者に通い、2か所の詰め物を交換しました。
この時は、それだけ。
特に変化も感じません。
ところが…
梅雨入りしても水疱ができないよ!?
歯の詰め物の交換をした翌年は、梅雨時にも関わらず、手のひらにほとんど水疱ができないのです!
気づいたのは、梅雨も明けて夏本番になった時です。
あれ?毎年発生していたあの水疱は?
今年が特別なのかしら?
自分ではなにか特別なことをした覚えがありません。
特効薬をつかったことも、なんらかの食餌療法を試したわけでもないんですもの。
ところが、それ以降、汗疱に苦しめられることはなくなりました。
多少は、水疱が出来て皮がむけるのですが、皮膚全体がボロボロになる事はありません。
改めて汗疱について調べてみた
症状が出なくなって、とてもうれしかったのですが、何が変わったのか自分ではわかりませんでした。
そこで改めて「汗疱」について調べてみたのです。
ヒントがありました。
もう一度こちらのサイトを参照します。
https://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/kouhousi/yorozu/028.html
汗疱の原因にはいろいろあります。金属、特にニッケルのアレルギーのある人にできることがあります。
歯の治療で使う金属が関係している可能性もあります。
以前にも、汗疱について調べたときに、原因の1つに金属アレルギーが考えられるという情報は目にしていたのですが、私の場合、期間限定で発症していたのでアレルギーは関係ないと思いこんでいました。
おそらく私の場合は、気象条件とアレルギー反応が複合的に影響して、汗疱が発症したのでしょう。
どちらか一方だけなら、発症しなかったのかもしれません。
振り返ると、私が初めて虫歯の治療を受けたのが小4
なぜそんなことを覚えているかというと、それまでは毎年、虫歯0で表彰されていたからです^^;
虫歯になってショックだった!
そしてその翌年に汗疱を発症しています。
詰め物の正体はなに?
定期的に受けている歯科検診の際に、この歯の詰め物の正体について質問しました。
これまでの汗疱の症状と、その原因として歯の詰め物が疑われること。
詰め物を交換して、症状が完治したことなどを話したところ、可愛い歯科助手さんがアマルガムという金属のことを教えてくれました。
現在はほぼ使われていないけれど、昔は一般的に使わていた素材で、まだ私の歯には2か所使われているとのこと。
あぁ、やっぱり「アマルガム」なんだ…
汗疱の原因となる金属について検索した時に見つけた物質名です。
現在は、汗疱の症状が出なくなったので、今でも口腔内に2か所アマルガムの詰め物が残っています。
科学的な根拠はありませんが。
私が長らく苦しめられた汗疱の発症原因は、アマルガムのアレルギーで間違いないと考えています。
安物のピアスをしても、かぶれたりしないので、金属アレルギーが原因だったというのは非常に意外な結果でした。
汗疱の原因はいろいろあるようなので、私と同じとは限りませんが、もし、今も汗疱に苦しんでいる方は、歯の詰め物を調べてみることをお勧めします!
微妙な距離感
そして、予想通りもめる~