路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

無垢フローリングを奇麗に保つには手間が掛かるって本当?

新築やリノベーション工事で、無垢板のフローリングの導入を検討する方は多いと思います。

このとき、傷の付きやすさやメンテナンスについて心配される方が多いようなので、参考までに我が家の現状をご報告します。

 

  

無垢材も色々、我が家の床材の樹種は?

我が家の床材は、仕様書によるとパイン材です。

パイン材は、本来は明るいベージュですが、うちの床材は、表面にワトコオイルが塗られているらしく暗いトーンの色になっています。

木材自体が黒いわけではないとわかるのは、表面が削られた部分は白いから。

パイン材を床材に選択するとしたら、経費削減目的が多いんじゃないかな?

柔らかく傷がつきやすい樹種で、安価だそうです。

うちは節も多めなので、特に安い価格帯の製品だと思います。

私が購入した家は、リノベーション済みの状態で売り出されていたので、素材の選択には私は関わっておりません。

どのサイトを見ても、パイン材は傷がつきやすいと書かれているので、自分で選択するには勇気がいる木材だと思います^^;

 

実際、傷はつきやすいのか?

柔らかく、傷がつきやすいのは間違いありません。

固いもの、私の場合はKindleを落としたことが何度かあり、その部分は凹んでいます。

下の画像で5か所くらい凹んでいますが、特に四角くへこんでいる部分がわかりやすいかと。

枕元の床です。

Kindleを観ながら寝落ちして落とした跡ですorz

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これ、気になりますか?

私は、気にしてないんですよね。

おそらく、動物を飼っていない大人だけの家庭なら、傷がつきやすいと言われるパイン材であっても、この程度の傷み具合だと思います。

 

水回りの染みはどうなの?

これも問題ありません。

我が家は、キッチン、洗面脱衣所、トイレの中まで全て無垢床です。

ですが、濡れた後はすぐに拭くようにしているので、床の水染みは全く気になりません。

ダイニングテーブルが無垢のオークですが、底の濡れたコップを置きっぱなしにしたら跡が付いたので、やはり濡れたまま放置すると跡が付くようです。

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撥ねた水をさっと拭くために、バスマットは愛用しています。

行儀が悪いですが、足で拭いてますの( ̄▽ ̄)

 

www.inthe-alley.net

 

トイレはねぇ、立ちション男性がいるなら、無垢はやめた方がいいと思います。

絶対飛び散ってますもん!

毎回、本人が掃除するとも思えませんし…

 

普段の掃除内容

基本的に掃除機をかけるだけです。

たまに、フローリングの隙間に小さいゴミやほこりが落ちてるのが気になったら、竹串でほじってから掃除機を掛けます。

拭き掃除は、日常的にはやっていません。

乾拭きが推奨されてますが、床を拭くときって、たいてい何かをこぼしたとき。

うちの場合は、猫がけぽったときなので、水拭きもしてます。

汚れた部分だけを、硬く絞った雑巾で拭く感じです。

オイル塗装されているから、多少の撥水性はあるらしく、シミが残るようなことは今のところありません。

 

結論:無垢の床のメンテナンスは大変ではない

1年以上、無垢フローリングの家で暮らした私の結論は、無垢の床を奇麗に保つための特別なメンテナンスは必要ないということです。

うちは猫がいるので、ひっかき傷はついていますが、そのせいでボロボロというような悲惨な状態ではありません。

小さな傷でも気に病む性格の人以外なら、無垢フローリングと快適に付き合えると思います。

でも、そろそろ、オイルの再塗装をやりたいなとは思っています。

合板の床より手間が掛かるとしたら、この再塗装の作業でしょうね。

まだ、やったことがないので、やってみたら意外と大変だったりして?

その場合は、またご報告します。

 

 

裸足で過ごすのが好きな人には特に、無垢の床をお勧めします ♪

 

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