路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

賃貸住宅で猫を飼うときに行った対策

 我が家には2匹のネコーズがいます。

猫を飼うと家が傷むと思っている人は多いですよね?

それは間違ってはいないのですが、ある程度対策をすることで、少なくとも爪とぎ被害については、ほとんど防ぐことができると思っています。

私が賃貸アパートに住んでいた時にとった対策をご紹介します。

 

  

猫が気に入る爪とぎを用意しよう!

わたくし常々思っているのですが、お気に入りにの爪とぎがあっても壁や柱で爪を研ごうとする猫って珍しいんじゃないでしょうか?

カーペットやカーテンは狙わると思いますが、建物本体よりも爪の引っ掛かりやすい、布製品が爪とぎとしては狙われやすいと思うのです。

うちのネコーズは段ボール製と麻布製の2種類の爪とぎを使っていて、これ以外の場所は無事です。

ただし、建物に使われている素材によっては、やっぱり狙われてしまうんですよね…

 

賃貸アパートで使用されていた素材

これは、レンガ造りアパートに引っ越す以前に住んでいたアパートでの話です。

わりと普通の2LDKルームシェアしていました。

ここはペット可アパートでしたが、ペット仕様の傷つきにくい壁紙が使用されているとか、特別な対策がされた物件ではありませんでした。

私が使っていた部屋は、和室で、扉はふすま、窓には障子がはまっていました。

畳、ふすま、障子は、猫に傷つけられやすいです。

 

保護するために行ったこと

まず、畳を保護するために、畳マットを敷きました。

ゴザみたいな、畳表だけでできた敷物です。

イグサ素材のものを使うと、本物の畳と同じいい香りがしますよ♪

ふすまは押し入れのも含めて外してしまいました。

そして天袋へ収納。

押し入れには、安く購入した布を適当に縫ってカーテンを掛けましたの。

障子は破られましたorz

これも外せば良かったんですが、障子が好きなので、そのまま様子見をしたんです。

そして、案の定破られました^^;

1マス分はあきらめて切り取って、外がのぞけるようにしてやると、それ以上は大きな被害はありませんでした。

そして、退去時に貼りなおしました。

 障子に関しては、猫の性格によっては、もっと被害が拡大するかもしれません。

 

猫が狙いそうな部分があれば、個別に対応

当時住んでいたのは、ルームシェアしていた2LDK

私の部屋は和室でしたが、他はカーペット敷きとクッションフロアでした。

カーペットは幸い毛足の短いパンチタイプだったので、爪とぎはされませんでした。

毛足がループになっているタイプは、狙われるので避けた方が無難です。

クッションフロアも大丈夫。

でも、直角になっている部分の壁を登ろうとしたので、壁紙を傷つけないように、ここには厚手のデニムを養生テープと強力両面テープで貼り付けました。

これで、家中の保護はOK

 

アパート付属のものを守るが優先だったので、自分が持ち込んだものは生贄に捧げました。

あきらめたのはカーテン!

 子猫時代は、人間の脚を登っているか、カーテンを登っているか、弾丸のように足元を駆けていくかという活発さだったので、カーテンは破れはしないけれど糸がたくさん出た状態になっていました…

それからソファーもやられましたorz

ワッフル生地の脚無しのソファーを使っていたのですが、これは大型の爪とぎ扱いでしたね^^;

 

退去時、敷金は半額返金されました

上記のアパートを退去したのは10年以上前で、経年劣化は貸主負担という説が一般的に普及してきた時期かな?

ペット可物件でしたが、明らかに目立つ傷があれば、敷金は返金されなかったはずです。

敷金礼金については、なにかと評判の悪い京都市

きれいに使っていても、以前は敷金は返金されない話をよく聞きました。

私の周りでは、まったく返金されないパターンの方が多かったのです。

私は最初に住んだ下宿では、敷金は最後の水道代を引いて返金されましたが、その後に引っ越したワンルームマンションからの退去時には返金されませんでした。

だから、ペットを飼っていたのに、敷金が半額とはいえ返金されたのは、対策が功を奏した結果ではないかと考えています。

退去時の業者立ち合いの時に「本当に猫を飼っていたんですか?」と聞かれたので、猫を飼っていることによって生じた傷は見当たらなかったのだと思います。

それでも全額は返金されませんでしたが… 

 

もっとペット可物件を!

以上の体験から、猫に傷つけられやすい素材でできた建物でさえ、対策すれば大きな被害は防ぐことができると考えています。

最近の賃貸なら、障子やふすまなんて使われてないことの方が多いでしょうし…

だから、世の大家さんたちには、ペット飼育の不可についてはもうちょっと柔軟に対応していただきたいですわ。

猫や犬の性格によるところが大きいので、私の対策が万能とは断言できませんが、一律でペット不可といわれると、本当に住むところを探すのに苦労したのです!

以前のアパートの管理会社からの推薦状があればOKとか、何らかの救済措置を設けていただきたいものです。

 

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なんだか写りが子猫風のハンサムボーイ♪

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