私は長年暮らしたアパートが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討した経験があります。
最初は賃貸での引っ越しを考えたのですが、ペット可の賃貸物件が少なかったのです。
じゃあ買っちゃえ!という考えになりました。
当時暮らしていた部屋の広さ
当時暮らしていたのは、築100年越えの2Kアパート
窓が多く使いやすい間取りで、ひとりと2匹の暮らしには十分でしたが、作り付けの収納がほぼ0の24平米の部屋でした。
終の棲家を購入するなら、もう少し広いほうがいいですわ。
分譲マンションの35平米以上をターゲットに探す
最初は住宅ローン減税対象の部屋を探していたのですが、その場合は3LDKくらいの間取りが主流。
十分な広さがあるのですが、私には広すぎる…
そして広い分、やはり販売価格が高いです。
そこで住宅ローン減税はあきらめて、ひとり暮らし向けの35平米程度のマンションを探すことにしたのです。
ペット可が条件だったため、数は少なかったのですが、私の少ない予算で35平米弱のペット可マンションが見つかりました。
正確な平米数は忘れましたが、33か34平米くらいです。
立地もよく、早速、見学を申し込みました。
予想以上に狭い!
見学した部屋は、玄関を入ると奥へ向かう廊下があって、突き当りがお風呂と洗面脱衣所。
その手前にダイニングキッチンと寝室へのドアがありました。
そのドアを開けて室内をひと目見た時の印象は、予想以上に狭い!
初めから広い部屋ではないことは分かっていましたが、想像以上です…
狭く感じた理由
複数の理由があります。
- 廊下がある
- 脱衣所がある
- 壁芯での広さ表記である
賃貸アパートには、廊下と脱衣所がなかったので、この分が部屋の面積から引かれます。
これは分かりやすい差異なのですが、壁芯面積による体感の違いは、見学するまで想像していませんでした。
当時住んでいたアパートは、非常識に古い上に、かなりアドリブで改築されていたため、設計図などはなかったはず。
部屋の面積は、実際に室内のサイズを測った内寸で表示されていたと予想しています。
しかし、マンションの場合は壁芯面積。
一般的には、実際に利用できる面積は、壁芯面積より5%程度狭いそうです。
ものすごく広い部屋なら、5%程度の差は気になりませんが、ぎりぎりの広さ設定で考えていたので、結構大きな差に感じました。
結局、このマンションの購入は見送りました。
元々分譲マンションに住んでいて、引っ越し先を探す場合は、あまり壁芯面積に違和感を感じないかもしれませんが、賃貸アパートから引っ越す場合は、体感する広さが大きく異なる可能性があります。
購入する場合は、事前の見学は絶対すると思いますが、賃貸住まいの引っ越しの場合は、状況によっては、見学無しで決めることもあると思います。
壁芯面積は、実寸法ではないということを分かったうえで、必要な広さを満たしているかご検討くださいませ。
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艶々ガールちゃん、最近はその籠がお気に入りなのね ♪
実寸法でも割と狭そうだけどw