路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

住宅密集地で窓は開けられるのか?我が家は見晴らしの悪い家

我が家は路地の奥の京町家で4方向を住宅に囲まれた立地です。

それって…

日当たりや風通しはどうなのよ?

窓があっても目線が気になって開けられないのでは?

 

 

重要アイテムの坪庭

我が家の場合、最も日当たりのよい南東角が坪庭になっています。

その分、建坪は狭くなるのですが、坪庭が有るか無いかでは大違い!

坪庭のおかげで、本来なら設けられないはずの南側に窓があり、日当たりの悪い1階にも自然光が差し込みます♪

坪庭に面した高窓も効果を発揮しています^^ 

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見晴らしは正直言って悪いです 

東西南北に窓がありますが、すべての窓が住宅に囲まれています。

窓を開けても、見えるのは近隣の住宅の壁。

壁ならまだいいですが、西側は1階も2階も向かいのお宅と窓が向かい合っています。

はっきり言って、見晴らしは悪いです…

そんな環境では、窓があってもろくに開けることができないのでは?

 

京町家の特徴的なあれのおかげで窓を開けても目線は気になりません

京町家と聞いて、イメージするのはどのような外観でしょうか?

きっと、格子のある窓とすだれではないかしら?

イメージ通り、我が家もお向いさんにも、付いています。

我が家の場合は、見た目が京町家っぽいことが、住宅ローンの融資を受けるためにも必要だったので、坪庭に続き、格子も超重要アイテムです !

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格子やすだれがあると、屋外の方が明るいときは、室内が本当に見えません。

これは、単なるガラス戸でも似たような現象になるような気がするのですが、格子やすだれで室内に入る光量が抑えられるから、余計に室内と屋外の光量に差が大きくなって、外から中が見えにくくなっているように感じます。

おかげで昼間は窓もブラインドも全開にできます。

夜間に照明を点けると、中の方が明るいのでブラインドを下ろしますけどね。

 

気を遣う窓は、ブラインドの開け方で調整

北側の住宅は、西や東よりも距離が近いのですが、倉庫として使用されていて、普段は人の出入りがありません。

このため、私がもっとも気を遣うのは2階の東向きの窓で、こちら向きにはすだれ掛けがありません。

付けようと思えば付けられそうですが、今のところ付けていません。

空気の入れ替えをしたいときは、窓もブラインドも全開で、私が2階にいるときは、ブラインドの下3分の1だけを開けるという使い方をしています。

こうしておけば、窓の高さが違うので、ほぼお互いの室内は見えません。

 

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どうしても気になるようなら、窓に目隠しシートを貼ろうと思っていたのですが、ネコーズがお外観察できる窓があった方がいいと思い、このような使い方が定着しました^^;

 

やはり坪庭は気兼ねがない!

格子、すだれ、ブラインドなど各種の目隠しを利用して、隣家が近いのにも関わらず、窓を全開にして風を通すことができる我が家ですが、それでもやはり、最も気兼ねなく開けられる窓は坪庭に面している箇所です。

庭を眺めながらお風呂でゆっくりすることも可能!

坪庭があれば、少なくともその一角は気兼ねなく窓を全開にできるので、坪庭はかなりのおススメです!

これから住宅密集地で家を建てる方は、導入を検討する価値ありですよ。

 

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