新型コロナの影響で帰国できない友人宅の猫たちのお世話を任されたのですが、その最中にアメショくんのリンパ腫が発覚しました。
治療の途中で病院を変わるより、移住先の病院で治療を開始した方が良いだろうという判断で、急いで猫たちを友人の新居へ送ることになりました。
ZOOMで強制給餌のやり方を解説する
自力では食事をとらなくなっているアメショくんは、毎日通院して点滴と強制給餌を受けています。
強制給餌は、自宅でも私が行っていました。
韓国へ渡ってからも病院通いになりますが、到着当日と翌日は自宅療養の予定のため、飼い主である友人が強制給餌を行う必要があります。
そこで、やり方を説明するために使ったのがZOOM。
こういうツールが簡単に手に入る時代で良かったわ。
別の友人に中継?を手伝ってもらって、私がアメショくんに強制給餌している姿を見てもらいました。
強制給餌は、口の端の方から液状のフードを舌にのせるように入れて、後は飲み込んでくれるのを待つのですが、アメショくんは口にフードを入れられるのは抵抗しないのですが、なかなか飲み込んでくれない状態でした。
少なめに入れて、ほっぺたを軽くもむと、やや飲み込みやすいかなあ?
飲み込んだと思って、次の分を入れようと口を開けたら、そのタイミングで吐き出されることもしばしばでした。
飼い主の呼びかけは効果あり?自力で食べた!
ところが、ZOOM中継をしていた時のことです。
床にポトッとこぼれたフードをアメショくんが舐めたのです!
ほんの1滴ですが、自分で食べたのは数日ぶり。
今なら、ちゅーるなら食べるかも?
急いで用意して差し出すと食べました!
半分程度ですが、数日間は全く自分で食べようとしなかったことを考えると、多少なりとも食欲が戻ってきているのは、とっても嬉しい!
ZOOM越しに友人がアメショくんに呼びかけ続けていたのが良かったのでしょうか?
もうね、私たち
クララが立った!
くらいの喜び方でしたわよw
出発直前の体調
出発の前日に再度、血液検査をしたところ、カリウム不足は何とか基準値内に戻り肝臓の値も改善傾向でした。
とはいっても、肝臓の方は基準値をまだ大きく外れており、強制給餌を続けていたにも関わらず、体重は5キロを切ってしまいました。
救いは、ZOOM中継以来、ちゅーるなら自分で食べてくれる状態が続いていたこと。
出発当日は搭乗手続きの直前に、ちゅーるを与えてから送り出すことになりました。
このころは、触ると肩甲骨あたりが骨っぽくなっているのがわかる状態でした。
伊丹ー羽田ー成田ー仁川の長旅へ
出発当日は朝10時にペットタクシーのお迎えが来て、私は伊丹まで同行します。
びびりの茶色くんは、お迎えのピンポンが鳴った後では捕まえられないので、早めに巨大キャリーへ監禁。
ご機嫌斜めですw
ペットシーツがずれないように底に貼っておいたけど、めっちゃ暴れてあっという間にくちゃくちゃにされました^^;
ビビッて固まるタイプではなく、暴れるタイプの坊ちゃんです。
輸送用キャリーには給水ボトルとエサ入れをセットすることが義務付けられているのですが、ウエットフードを入れるのは禁止。
ドライフードをたっぷり入れましたが、実質的にアメショくんは空港でちゅーるを食べた後、24時間以上絶食することになるでしょう。
空港で食べてくれなかったらどうしようと心配だったのですが、今食べないとヤバいと自分でわかっているかのような食いつきで、ちゅーるをほぼ完食しました!
友人の新居へ到着するのは、翌日の12時ごろの予定。
長い旅へ出発します。
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