路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

暖房効率から考えるリビング階段と吹抜け

路地の奥のリノベーション済み京町家に猫と共に暮らしています。

そろそろ暖房を必要とする季節になってきたので、リビング階段のある寒い家の住みごこちを綴ってみます。

 

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電気毛布でうとうとするプリティガール

 

 

高性能住宅以外でリビング階段や吹抜けを設けると暖房効率が悪い

過去の経験から、リビング階段には否定的なのですが、ひと目惚れして購入した現在の住まいは、リビング階段で吹抜けありです。

全面的なリノベーション工事済みとはいえ、高断熱・高気密住宅ではないので、このような家で吹抜け&リビング階段の導入はとってもリスキー!

床暖房や石油ストーブでもない限り、エアコンやファンヒーターの暖気が2階へ逃げる可能性が高い。

 

リビング階段と吹抜けのある京町家 

日当たりの悪い我が家には、吹抜けは無くすことのできない重要アイテムです。

吹き抜けの高窓から1階へ光が差し込みます。

 

www.inthe-alley.net

 

ちなみにリビングのエアコンの位置は、吹き抜けの真下です。

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このため、エアコンの暖気は吹抜けへ逃げがちなのですが、この吹抜けは閉じており、とめどなく暖気が逃げ続けるわけではありません。

以前からサーキュレーターを取り付けることも検討していますが、未だ実現には至らず。

無くても不快に感じないレベルにエアコンが効きます。

 

そして、リビング階段の位置は、エアコンから最も離れた位置にあり、一応暖簾をかけて、階段へ暖かい空気が逃げるを防いでいますが、正直ここまで暖気は届きません^^;

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間取り↓

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エアコンは1階の右下の位置

階段は1階の左上の位置です。

階段を2階へ上がってすぐに寝室への扉があるので、閉めて置けば2階へ暖気が逃げるを防ぐことができます。

実際には、ここまでエアコンの暖気は届かないので開けっ放しですが。

 

リビング階段を設けるならば気を付けるべきこと

まず、家の断熱性能!

最新式の設備の住宅なら、間取りによって暖房を気にする必要はないかもしれません。

新築の友人宅は、広いLDKに大開口の吹抜け&リビング階段、2階の廊下からLDKを見下ろすという暖房効率の悪そうな間取りですが、冬でも暖かかったです。

床暖房ではなく、なにか特殊な暖房器具を使っていた記憶が…

エアコンも併用だったかも?

 

断熱性能の低い中古住宅をリノベーションする場合などで、リビング階段を設けるなら、階段室を隔離できると良いのではないでしょうか?

扉を付けることができれば尚良し。

私は感じたことがありませんが、2階から冷たい空気が流れてくるという意見もあります。

 

吹抜けの採用は慎重に!

我が家のような住宅密集地で日当たりが悪い場合は、吹き抜けの高窓は採光に有効ですが、閉じた形状の吹抜けにすることをお勧めします。

いっそ2階リビングを選択するのが良い場合もあると思います。

色んな条件を兼ね合わせて、後悔しない間取りを選択してくださいませ。

 

本に掲載していただきました。

 

 

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