路地の奥のリノベーション済み京町家に猫と共に暮らしています。
最近、お笑いのM-1グランプリやR-1グランプリがニュースになっているのを見て、過去にR-1グランプリの予選を見学したときのことを思い返してアップします。
私は、お笑いにはそんなに興味がありませんが、R-1グランプリの予選を見に行ったことがあります。
そして、それをきっかけに、お笑い芸人さんに尊敬の念を抱くようになりました。
わたくしの友人の一人が、R-1グランプリにエントリーしたことがあるのです。
私が名前を聞いたこともない、テレビに取り上げられることが無いような芸人さんのライブに行くくらいお笑いに詳しい友人。
何年も以前のことですが、彼女からエントリーしたから、ネタ半分に観に来てよ!って連絡をもらったので、他の友人数名と大阪まで応援に行きましたよ♪
1回戦の会場は、デパート内の一角といった場所でした。
ステージという規模ではなく、審査員が3名ほど。
その他の観客は、ほぼ身内か通りすがりに足を止めた人といった感じ
キャパの小さいスペースで、入れ替わり立ち代りネタを披露します。
出場者のレベルは、まさに玉石混交!
学芸会レベルから、この人プロじゃないの?ってくらい面白い人まで様々でした。
その中で、友人は「これは合格するんじゃない?」ってレベルで面白かったし、お客さんの反応も良かったです。
予想通り、1回戦は通過♪
おめでと~!
2回戦も応援に行くよって約束しました^^
そして、2回戦は1回戦と打って変わって、大きなホールで開催されました。
2階席とかまである大ホール。
観客は審査員以外はほぼ身内らしく、人数は少なかったのですが、会場の規模が違うせいか緊張感が半端ない!
友人の登場を待つ間に観た出演者のネタは、1回戦とはレベルが異なり、面白くない人が一人もいない!
こんな場に出ていくのかと想像しただけで、見てるだけの私が緊張のあまり腹の底が冷えていく感覚に。
1回戦の時に、この人はプロなんでは?と思ったくらい場慣れしてしていた女の子が、セリフに詰まったのを見て、さらに緊張感が高まります。
ある程度、売れている芸人さんが舞台に立つときはWelcomeな雰囲気だと思いますが、品定めしようとしている大勢の前で舞台に立つ緊張感たるや。
私には絶対無理!
そんな会場で、友人はやり切った!
残念ながら、2回戦突破は出来なかったのですが、あの雰囲気の中で、予定通りのネタを披露できたのがスゴイ!
もはや友人のオカン並みに感情移入していたので、面白いかどうかとか考えられない状態だったのですが、きちっとネタを披露しました。
あの雰囲気を経験して以降、お笑い芸人さんに対して尊敬の念を持たざるを得ない!
売れてないときは、あんな雰囲気の舞台に立って場数を踏んだんだろうなと想像できるので、自分の好みかどうかはともかく、度胸がすごいと思います。
得難い経験をさせてくれた友人に感謝!
しかし、思い出すだけで、冷や汗が出る体験でした^_^
本に掲載していただきました。
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