今年のお正月は、友人とタコパでカウントダウンをし、そのまま初詣に行き、あまりの人混みで参詣せずに帰るという、自分にとってはある意味定番の過ごし方で 2020年が始まりました~
休み期間中に「神韻」という中国古典舞踊の舞台を観に行ってきたのですが、内容がちょっと予想外で驚かされたので感想を綴ってみます。
「神韻」SHEN YUNとは
神韻芸術団 SHEN YUN ってご存知ですか?
私は初耳だったのですが、ウィキペディアによると、
中国の古典舞踊や民族舞踊を披露する舞台芸術団体である。米国ニューヨークに拠点を置き、演目は中国の伝統文化、歴史の物語を表現するものが多く、独自のオーケストラ「神韻交響楽団」を有する。
芸術団だそうです。
ネットサーフィンしているとやたらと広告が目についたのですよ。
You Tube だと公演のダイジェスト動画や練習風景も観れるのですが、動きが奇麗&アクロバティックでカッコいいんです。
これは生で観てみたい気がする!
しかも京都公演があります。
大阪公演のみだったら、デブ症 出不精の私はあきらめたと思いますが、市内ぐらいならお出かけしてみようじゃないか♪
予約サイトから、チケットをポチっと購入したのが1か月ほど前かしら?
ドレスコードは気にしなくて大丈夫
当日は、オフィスカジュアルって感じのいつも通りの服装で出かけました。
なんで、わざわざ服装に言及したかというと、観た後で他人の感想が知りたくなってググったら、ドレスコードがあるから服装に悩むといったコメントが何件か見つかったからです。
下調べをしていなかった私は、ごく普通の服装で出かけましたが、周りもそんな感じでしたわよ。
パンフレットに目を通して初めて知ったこと
公演は、数分程度の小作品がたくさん演じられる形式でした。
開始までの待ち時間に、パンフレット(無料配布)をめくると、各演目についての解説がありました。
また演目の前には、司会進行役から解説があるので、ダンスとマイムのみでセリフが無くてもおおよそのストーリーがわかります。
バレエの発表会みたい。
そして、パンフレットに目を通して初めて、おや?っと引っかかることに気が付いたんです。
私はこの時点まで、神韻の公演を純粋なダンスパフォーマンスを楽しむ場だと思っていましたが、パンフレットの1ページ目から唐突に登場する中国共産党への批判・・・
別に批判すること自体は良いんです。
それが政治的な意見を発表する場であれば!
でも全く予期してない場面で、むき出しの政治的な主張が飛び出すと、私は結構ひきます。
まあ、神韻芸術団がNYを拠点に活動している理由を説明をするなら、中国共産党との対立に触れない訳にはいかないようなので、パンフレットの文章くらいは気にせずにパフォーマンスを楽しみましょう。
ダンスは期待通りだけれど、期待外れの演目も
ダンスパフォーマンスについては、期待通りすごかったです。
バレエにアクロバティックな動きを取り入れたようなダンスで、私は運動神経が悪いので、こういう動きができる人に憧れがあるんですよね~
体操とか新体操とかも好きで、ときどきYou Tubeで観るから、神韻の広告がたくさん表示されたんでしょう^^;
広告動画では、真剣な練習風景と華麗なダンスシーンが中心の内容でしたが、実際の演目にはコミカルなものも含まれてました。
予想外でしたが、悪い意味ではありません。
でもな~政治的、宗教的な演目も含まれていました!
こっちは悪い意味での予想外。
これがアートやエンターテイメントとして楽しめるレベルであれば、ここまで拒否感はないのですが、メッセージや演出が直接的すぎる・・・
共産党員からの拷問で失明したけど、神の教えに従ってツボを押したら治りました~的な感じデス
そういう演目を演じることを否定しているわけではないですよ。
ただ、宣伝動画ではこういう宗教的なバックグラウンドを匂わせることもしてないのに、いきなり進化論の否定を歌いあげられてもねぇ
以前に吹奏楽コンサートに誘われて、コンサートの後に創価学会の勉強会?に勧誘されたのを思い出したわ。
宗教の勧誘をされたりしない?
ということで、私は神韻の公演についてあまり良い感想を持ちませんでした。
ただし、ダンサーさんたちのテクニックは素晴らしかったです。
政治的、宗教的な主張が激しい演目が含まれていることを事前に知っていた上で、ダンスを楽しめるのであれば、観に行ってみるのも一興かと思います。
大事なことを書き忘れるところでしたが、宗教の勧誘は一切ありませんでした。
この点はご安心ください。
ひっつき虫のおじゃま虫~
でもかわゆい♡