路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

京町家の暖房事情

急激に寒くなりましたね。

我が家の暖房器具はエアコンのみです。

夏はエアコン+扇風機

旧アパートでは、ガスファンヒーターをメインにエアコンをサブに使用していましたが、現在の住まいにはガスの差し口がございませんの。

残念!

そういうわけで、現在はエアコンのみで寒さをしのいでいます。

 

 

 

リノベーション済み京町家の寒さ

うちは築100年越えの京町家ですが、リノベーション工事済みです。

正直言って寒いですが「特別に」寒いとは感じません。

ダイニングスペースには吹き抜けがあるので、エアコンは効きにくいと予想していました。

でも、吹き抜けスペースが狭く閉じている構造のため、予想したよりきちんと暖房が効きます。

 

 

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吹き抜けとエアコン


我が家のリノベーション工事は、私が依頼したわけではないので、壁や天井、床下の断熱材がどうなっているのか、くわしく把握していません。

リノベーションの仕様書にざっと目を通したところ、床下にはスタイロホームが入っているようですが、壁は遮音シートが追加されたくらいかな^^;

見てわかることは、1階のほぼすべての窓はペアガラスです。

おかげで結露に悩まされることはありません。

吹き抜けの高窓もガラスが2重にはまっているように見えますわ。

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洗面所の窓


 

自宅にいるときの服装は、たいていスウェットの上下にパーカーを羽織って、足元は靴下+スリッパです。

残念ながら、私服が和服だったりはしません( ̄∀ ̄)

この状態で、エアコンの設定温度20度で生活していると、上半身は寒くないけど足元がひんやりするという感覚です。

だから、ソファでダラダラするときは足はオットマンに乗せて、ひざ掛けをかけてます。

このとき、もれなくネコーズが膝に乗ってくるので、重いけどぬくさは倍増♪

ただし、1階で唯一ペアガラスになっていない坪庭への扉のそばにいると、冷気を感じます。

この扉は造作の木製の窓枠でアクリル板を挟んだ構造です。

アクリル自体はガラスほど冷たくなりませんが、隙間から冷気が入るのだと思います。

ブラインドを閉めればあまり気になりませんが、昼間は開けておきたい!

ひんやりするなあと思いつつ、休日は開けて過ごしています。

 

未改修町家はかなり寒いと思う

 町家に限らず、古い日本家屋は寒いと思うのですが、古い町家の場合、床下からの冷気がすごいという印象です。

未改装町家がイベントスペースとして貸し出されていて、過去に何度か訪れたことがあるのですが、板間に体重をかけると板が少し沈んで、となりの床板との隙間から冷たい空気が入ってきました。

そして、扉(引き戸)の建て付け悪くぴったり閉まらなかったりして、外が見えるレベルで隙間が空いてたりするとさすがに寒い!

それでも石油ストーブがあれば、凌げてしまうところが雪国とは違う近畿地方のあまっちょろい寒さですわ( ̄∀ ̄)

しかし、石油ストーブは燃料の補給など扱いが大変です。

できれば電気かガスの暖房で快適に過ごしたい。

となると、やはりやわな現代人が町家で快適に生活するために、リノベーション工事は必要不可欠なのだと思います。

少なくとも隙間を塞いで窓をペアガラスにすれば、エアコンとかファンヒーターで凌げるレベルになるはず!

我が家の快適性を向上するには、坪庭の扉のそばにパネルヒーターかオイルヒーターが必要なのかも?

どちらも電気代が高いというし、サイズが大きめなので導入に躊躇していますが、オススメの製品があれば教えてくださいませ。

 

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かあちゃんは、あたしを抱っこしてたらいいの♪

そうしていたいのは山々ですが…

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だっこ大好きプリティガールちゃん