住んでいた賃貸アパートの壁が薄く、自力での防音工事を決意したわたくし。
遮音シートとGCボードを使って、原状復帰可能な防音工事にトライしました。
一般的な時間指定の宅配は使えません
私は車を持っていないので、大物は通販で購入できることが必須です。
幸い、遮音シートなど防音工事に必要な素材は通販で購入可能だったのですが、大型故か業者向け製品だったからか、配達の時間指定は融通が利きませんでした。
午前中か午後かのみ指定。
記憶が曖昧なのですが、土日の配達は不可だったかもしれません。
そして、個人名義での配達が不可で、何か社名を名乗る必要がありました。
購入時に個人なんですけど、と電話したところ、名義だけでいいので社名を名乗ってくださいと言われました。
配達先は、ものすごく普通(普通ではないか?)の、アパートなんですが、それでも良いんだそうです。
作業スペースの確保が大変
さて、業者を名乗って、アパート3階の自宅まで、荷物を運んでもらったのですが、これらを室内に運び込むのも大変でした。
宅配業者は玄関先までしか運んでくれません。
遮音シートが、無茶苦茶重かったデス…
GCボードや固定のためのフレームは、軽いのですが、ものすごくかさばります。
一番かさばるのが、GCボードを固定するためのフレームで、これは長さが270cmほど。
室内で取り廻すのに一苦労です。
フレームは天井高さに合わせて、確か230cmにカットしました。
GCボードは180cm×90cm
見本写真では、長辺を縦に設置していたのですが、私の部屋の場合、短辺を縦にする方が、無駄が出なかったので、そのサイズに合わせてカットします。
GCボードを素手で触るのはNG
GCボードの表面は、ガラスクロス(ガラスシート?)という厚手の布で覆われているのですが、中身のガラスウールは素手で触るとチクチクする繊維が刺さるので、作業は軍手着用必須!
ボードの裏側は、ガラスウールがむき出しです。
また、サイズをカットする場合も、ガラスクロスごと、必要なサイズでバッサリ切ってしまうと、中身が露出するので、クロスは切らないようにする必要があります。
例えば、幅90cmのボードを40cmの2枚に分けたい場合は、それぞれ端から40cmのところで中身のガラスウールをカットして、不要な10cm分をはがします。
そしてクロスは、それぞれ端から45cmのところをハサミでカット。
余分の5㎝分で、中身のガラスウールの側面を覆い、養生テープなどで固定します。
文章で説明して伝わるかな?
この作業も、すでにベッドなどが置かれている環境で作業スペースを確保するのが大変でしたorz
設置作業へレッツゴー!
まず、壁に遮音シートをタッカーで直接固定します。
この作業は予想外に手こずりました~
遮音シートが、無茶苦茶重いのです!
友人に手伝ってもらって、2人掛かりで隙間のできないように、壁にタッカーで固定しました。
壁に穴をあけることになるけれど、タッカーの芯くらいなら、太めのホッチキスの芯なので原状復帰する際、目立たないと思います。
次にコの字型のプラスチック製フレームを強力な両面テープで遮音シートに貼り付けます。
これは事前に天井高さに合わせて切っておきます。
そこに、壁のサイズに合わせてカットしたGCボードをはめ込んで完成!
GCボードは少しくらいならたわめることができるので、サイズピッタリに貼り付けたフレームに、軽くたわめて押し込みました。
防音工事の効果は?
これが、その設置画像です。
この壁にくっつけてベッドを設置していました。
DIYで防音工事した寝室
旧アパートの画像は、あまり残っていないので、画像は使いまわしですみません。
2面に貼ったので、必要経費は、5万円くらい掛かりました。
クローゼットが設置されているのは、廊下に接している壁です。
施工結果は、やって良かった!
もう、外部の音の聞こえ方が全然違いました!
しかも、うちのネコーズは、この吸音ボードを覆うガラスクロスに爪を立てることが無かったので、この上に壁紙を貼る必要もありませんでした。
ひっかかれるなら、壁紙を貼ることを検討していたんですの。
防音効果を高めたのは、遮音シートと吸音ボードの組み合わせよりも、吸音ボードを2方向に設置したことだと思います。
壁の2面を吸音ボードで覆うことで、高い防音効果を感じました。
最初は1面だけ覆って、あまり効果がないと感じたのです。
実は、防音工事は2回に分けて実施しました。
思い切って2面を覆って良かったです^^
結局、アパートが取り壊されることになったので、原状復帰作業はしなかったのですが、外そうと思えばきれいに取り外せたと思います。
旧アパートのちゃぶ台の上でくつろぐプリティーガールちゃん。
4年位前かな?今よりあどけない感じがします♡