路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

近隣トラブルの話:私が賃貸アパートで遭遇した問題

ここにずっと住みたいと思える賃貸物件に出会ってしまったため、一生賃貸アパートで暮らす予定だったわたくし。

 

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しかし、近隣トラブルがまったくなかったわけではありませんでした。

賃貸の利点の1つに、トラブルがあれば引っ越せるということがありますが、引っ越したくなかった私は、問題解決に知恵を絞りましたわ。

その記録。

 

 

どんなアパートだったのか?

住んでいたアパートは、もともとは京都市電の変電所として建てられた木造、一部鉄骨造りで、外壁はレンガ造りという、ちょっと特殊な物件でした。

調べたら京都市の産業遺産に登録されていた由緒正しい?建物です。

そのためか、外壁は一般的なアパートと比較するとかなり分厚く頑丈でした。

建てられた当初からあった、壁や床もしっかりしたものだったと思います。

建築の専門家ではないので断言はできませんが。

しかし、アパートとして運用されるようになった時に、部屋割りのために増設されたと思われる壁は防音措置がまったくなされていなかったんですよね。

 

壁はDIYで防音工事をしたけれど、天井や床は素人には難しい

隣の部屋の音が筒抜けだと気づいた私は、自力で防音工事を行いましたの。

特別にうるさいわけではなかったのですが、うちの物音も筒抜けなのは耐え難かったので頑張りましたわ。

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このDIYの効果のおかげで、お隣さんには無駄に気を遣わずに済みました。

のちには、たまに誘い合わせて飲み行く程、仲良くさせていただきました^^

私の留守中にネコーズのお世話をお願いしたこともあります。

本当にお世話になりましたm(_ _)m

 

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本来なら、猫の足音対策で床にもカーペットを敷き詰めるなどの対策をすべきだったのかもしれませんが、カーペットを全体に敷き詰めるということはしませんでした。

猫毛掃除がね…

もし、階下の住人から何か指摘されたら対策したと思いますが、床は手付かず。

それに、建物の構造自体は頑丈だったので、そこまで音は響かないのではないかなと期待したのです。

床は建設当時からありますからね!

実際、階下の部屋から音に関して指摘されることはありませんでした。

ちなみに私が住んでいたのは4階建ての3階部分

 

最上階は床の素材が違った

ところが、4階の音がかなり響くのです。

どうも、最上階だけ床の素材が違うのです。

1階から3階は、コンクリートにタイル貼りですが、4階はコンパネ?

コンクリート造りではない。

私が住み始めた時から4階には住人がいたのですが、うちの真上は空室でした。

その後入居した人が、おそらく引っ越し荷物の整理をしていると思われる、重いものを移動させる音が、夜遅くまで聞こえるのです。

しばらくは仕方ないと我慢していたのですが、1か月ほどたっても続く。

苦情を言おうかとも思ったのですが、これが特別に騒いでいるわけではなく、仕方なく作業している音なんだろうなという感じなのです。

引っ越してきたばかりの人なので、この先しばらくは付き合いがあるはず。

上の住人は会ったときには挨拶も交わす、感じのいい若者です。

苦情を言って気まずくなりたくありません。

おそらく、音が響いていることに気づいていないだけで、音が響くことが分かれば、夜中の作業はやめてくれるのではないかしら?

私も夜中の荷物整理、音が聞こえると知らなかったらやりそうですし…

なんとか、お互い気まずくならない方法で、音が響いていることを伝えたい!

知恵を絞りました。

(つづく) 

 

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