路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

コロナ禍での海外移住⑩:なぜ猫の体重減少に気付かなかったのか?

新型コロナの影響で飼い主が日本へ帰国できないため、長期間の留守番をすることになった友人宅のアメショくんと茶色くん。

海外移住の準備で体重を測ったところ、アメショくんの体重が2か月で1.6キロも減少していることが発覚したのでした。

1か月以上毎日、訪問してお世話をしていたのに、なぜ私は体重の大幅減少に気付けなかったのでしょうか?

以下、言い訳ですがペットの健康管理の参考になれば…

 

 

下痢、嘔吐はありませんでした

体重が大幅に減ったことに気付いて動物病院へ連れて行ったときに、下痢、嘔吐が無かったか確認されましたが、これらの症状はありませんでした。

毛玉を吐いていたのは数回見つけましたが、未消化のフードを吐いた跡を見つけたことはありません。

また、下痢は一度もありませんでした。

 

キャットフードの消費量が減っていることに気付かなかったのか?

下痢も嘔吐もないのに体重が減ったのならば、キャットフードを食べる量がかなり減っていたはず。

でも、私は気づかなかったのです。

 1日に何グラムと正確に測って与えるのではなく、減った分を足すような与え方をしていたので、毎日何グラムを食べているのかを把握していませんでした。

本来は測った方が良い。

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2つのお皿が完全に空ならば、2匹の1日分として与える量は決めていましたが、空になっていないことも多く、その場合は食べ残しを片方にまとめて、空けた皿に追加する。

翌日に古い方のフードが残っていたら廃棄して、空けた皿にまた追加するといった与え方をしていました。

食べ残しが毎回たくさんあれば気づいたのかもしれませんが、アメショくんが減量していた一方で、茶色くんは2か月で0.5キロ増量していたんですよね…

また、私の訪問時間がお昼時だったり夕方だったり一定ではなかったので、食べ残しの量が多めの日があっても、訪問したのが早かったからだと思って見落としていた可能性があります。

 

ちゅーるは毎日食べていた

ベランダ探索が大好きなネコーズなので、いつも訪問したら最初にベランダを開放 ♪

その間に掃除や皿洗いを終わらせて、ベランダからの呼び戻しにちゅーるを与えていました。

ちゅーるへの食いつきは問題なく、フードも全く食べない訳ではないためウンチもしてました。

トイレ掃除直後にウンチをするって、猫あるあるですよね^^;

ウンチの量は減っていたはずですが、これも私は気づけませんでした。

 

見た目の変化がほとんどなかった

70キロ近い人間が、2か月で50キロ近くまで痩せたら、周りは確実に気付くと思います。

でも、もふもふの毛皮に覆われた猫だと変化が非常にわかりにくい!

友人の引っ越し準備は、私以外にも手伝っていましたが、体重減少に気付いて病院へ連れて行った時点では、誰もアメショくんの見た目の変化に気付いていませんでした。

他の人たちは私のように毎日アメショくんを見ていたわけではありませんが、体重減少以前から何度もアメショくんに会ったことがあります。

 

 2回目のワクチンのとき病院で体重減少を指摘されなかったのか?

1回目のワクチンと2回目のワクチンの1か月の間に600グラム体重が減っていたのですが、私にはそのことを指摘された記憶がありません。

体調が悪くて病院へ連れて行っていたのなら、前回の体重と記録を比較して気付いた可能性が高いですが、そうではなかったので機械的に体重を記録しただけで前回との比較は獣医さんもしなかったのではないかと思います。

元気、食欲に問題ありません^^

と答えてワクチン接種しているので。

だから、ワクチンや皮膚トラブルなど、大きな病気を心配しているときでなくても、病院へ行く機会があったら、前回の体重と比較してもらうことをお勧めします。

 

多頭飼いのペットの健康チェックに関して

ぐったりしてるとか痛そうな様子があれば、すぐに気付くと思いますが、猫も犬もよほど具合が悪くないと態度に表してくれない…

3月に自分の飼い猫を亡くしたばかりの私の経験上、そう思います。

慢性的な持病などがないペットの体調の変化に飼い主が気付くのは、食べる量とおしっこの量の変化であることが多いのではないでしょうか?

でもペットが複数いると見落としやすい。

おしっこは全体の量の変化は気づいても、どの子が原因かは分かりにくいと思います。

この場合は、全員病院で診てもらうしかないですね…

 

食べる量に関してはダラ食いの猫だと、どの子がどれだけ食べているのかを把握するのが難しい。

今回のアメショくんの件で、定期的な体重測定は自宅でできる簡単な健康チェックだと思いました。

週1でのチェックだと変化は誤差の範囲かも知れませんが、記録を続ければ、減り続けてるとか増え続けている場合に気付けますよね。

体重に変化の出ない病気も多いので、役に立たないこともあると思いますが、簡単なチェックなので続けるのも面倒じゃない。

現在、私はうちの猫の体重をチェックするようにしています。

 

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