新型コロナの影響下で、韓国へ移住することになった友人と猫たち。
人の行き来ができないため、ペットの運搬にも引っ越しにも代行業者を利用して予定よりも費用がかさみましたが、やっと猫たちを友人の元に送り出すことができました。
やっと無事到着の連絡が!
予定では出国翌日の正午ごろ友人の新居に到着予定だったネコーズ
遅れが発生して、到着したのは15時ごろでした。
元気はなかったようですが、少なくとも生きて到着することができました。
アメショくんに対しては、本気で命の心配をしていたんです。
到着後は、すぐにちゅーるを食べて、強制給餌も何とか成功。
用意していたロイヤルカナンの液体飼料を給餌器で食べさせたそうです。
ミキサーいらなくていいね!
2日後には病院へ連れて行って、やっとリンパ腫の治療が開始できます!
アメショくん、緊急入院
韓国到着の2日後に、予約していた動物病院へ。
ここで血液検査を受けたのですが、その結果が悪かったorz
体重も4.6キロまで落ちていたため、緊急入院となりました。
(出国時に空港で測ったときが4.8キロでした。)
だから、到着当日に病院で診て欲しかったのに!と思ったけど、言っても仕方ない。
(事前に病院に相談した結果、自宅療養を指示されていたのです。)
リンパ腫の治療を始める前に、点滴と鼻にチューブを通しての強制給餌で体力回復に努めることになりました。
全身麻酔と開腹手術
日本で行った細胞診の結果や出発前日の血液検査の結果は送っていたのですが、それらの検査は結局やり直すことになりました。
少しでも検査にかかる時間(あと費用も)抑えたかったんですが、人間でも転院したら同じかな。
確かに実際に治療する獣医さんは、自分で確認しないで治療方針を決めるのは怖いでしょうし仕方ないのか…
ただ怖いと思ったのが、体調が安定するのを待って、CTと回復手術をすると聞いたことです。
そのために全身麻酔が必要になります。
日本の病院でもCTは予約はしていたので、おなかの腫瘍の検査方法としてはよくある事なのだと思います。
ただ日本では、細胞診の結果がリンパ腫と確定したら、CT検査は必要ないという判断だったのです。
CT検査は高額(5万円以上)だということもあって、病院の配慮だったのかもしれません。
また、CTを受ける場合でも、アメショくんはおとなしいので麻酔は必要ないとのことでした。
それが、韓国の動物病院ではCTを受けるために全身麻酔を使う。
また、麻酔が効いている間におなかを開けて、腫瘍が摘出できるなら取る。
その時とった細胞をアメリカの検査機関へ送るとのことでした。
体重減少が発覚したときより、弱っているのにリスクが高い気がして怖かったです。
おそらく友人も似たようなことを心配していたと思います。
日本の病院は、全身麻酔は必要ないって言ってたよね?
断った方がいいのかなあと迷っていましたが、医師のことは信頼できると判断して、検査方針に従いました。
検査終了!治療の開始
リスクの高い全身麻酔を使ったCTと開腹手術から、アメショくんは無事生還しました!
結局おなかの腫瘍は外科手術では摘出できず、ステロイドと抗がん剤を使ったリンパ腫の治療がスタートしました。
日本の病院で提案された当初の治療方針です。
考えても仕方がないのですが、リスクを冒して実施したCTと回復手術の意義とは?って考えちゃいますね…
国によって医療技術や治療方針には違いがあるでしょうから、仕方がないのでしょうけど。
現在は体調が安定しているそうです。
現在は退院して自宅での投薬を続けているアメショくん。
食事はしばらく鼻に通したチューブで強制給餌を続けていたそうですが、現在はウエットフードを自力で食べる状態になっています。
カプセルでの薬を飲ませるコツをつかむまで、四苦八苦していた友人ですが、アメショくんも慣れてきてだいぶスムーズになったそうです。
カプセルから出してウエットに混ぜたら?と提案したのですが、においが強いらしく、ウエットに混ぜると食べてくれないらしい。
アメショくんが完治するのは難しい見込みですが、ご飯おいしい ♪
お昼寝快適 ♪
って生活が長く続いてほしいと思っています。
長く暮らした日本から移住した友人にも幸あれ!
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ベランダ散歩が大好きだったネコーズ
現在はベランダがないらしく、窓から外を眺めるのを楽しんでいるそうです。