路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

国民年金を解約して返金してもらった話

路地の奥のリノベーション済み京町家に猫と共に暮らしています。

オットマンを2台とも2階へ移動したので、リビングダイニングはちょっと寒々しい…

 

  

韓国に移住した友人が、遊びに来る予定だったんですが、インフルエンザ発症からの喘息悪化で延期になりました。残念!

ゆっくり休んで回復に努めて欲しい。

 

わたくし、この友人の公的年金の解約手続きをした経験があります。

2020年に外国人の友人が韓国に移住するのを手伝いました。

当時はコロナ禍で、韓国と日本間の行き来が容易にはできず、部屋や電気、ネットなどの解約を私がやりました。

ペットの海外移住で必要な準備なども書いたので、詳細が気になる方は「海外移住」カテゴリをご参照ください。

 

www.inthe-alley.net

 

友人の日本の住まいを引き払った後、郵便物の転送先に我が家を指定していて、国民年金の納付書も届いたんですよね。

出国時には、まだ日本の企業で働いていた(リモート勤務)のですが、韓国での仕事が決まったので退職し、厚生年金から国民年金に切り替わったわけですが、もう日本で年金をもらうことはないから、納付はしない。

放っておいていいよと言われていたのですが、ふと、年金を受け取ることがないなら、これまで収めた分を一部でも返金してもらえるのでは?と疑問に思ったんですよ。

それでググったら、以下の制度を見つけました。

 

『脱退一時金の制度』

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/sonota-kyufu/dattai-ichiji/20150406.html

 

日本で国民年金、厚生年金を納めたことがある外国人が、日本を離れた場合に一部返金してもらえる制度です。

友人は日本で10年働いたので、ある程度の金額を返金してもらえるのでは?と返金申請をすることに。

が、ありがちですが、手続きが分かりにくかった!

とりあえず最初にやったのは、住民票の転出届

本来は本人が、引っ越しの1週間以内に手続きする必要があるというルールだと思いますが、すでに日本を出国して半年以上経過

その上、まだコロナの影響があったので、短期で日本へ来ることもできない。

委任状を作成して、パスポートの出国スタンプのページのコピーも用意して、私が手続きしましたが、役所でも後追いでの転出はやったことがないので、何か問題が起きても責任はとれませんよと念押しされました。

詳細な手続きは忘れましたが、転出届を出した後に、返金の申請をしたと思います。

これ、年金の納付をやめてから2年以内に手続きする必要があります。

 

外国人が多い職場なら、このような制度があることがアナウンスされそうだけど、友人は知らなかった。

だから、もし外国人の同僚が日本を離れる場合は教えてあげると良いと思います。

外国人だけずるい!とか思う人もいるかも知れませんが、彼らの年金が国に没収されたからと言って、私たちの年金に上積みされることはないし、年金を受給する権利自体を放棄することになりますからね。

 

微妙に関係がある話題ですが、現在、高額療養費の個人負担引き上げが検討されているのをご存知でしょうか?

医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」があることは知っている人が多いと思いますが、政府はこの限度額を徐々に引き上げようとしています。
私は幸い大きなけがも病気もしたことが無いので、この制度を利用したことはありませんが、いつかは利用することになるでしょう。
石破首相は元々、この負担額引き上げに関して、患者や医療現場の意見を聞くつもりはないと発言していましたが、反対の声が大きくなってやっと、意見を聞くと言いました。
意見を聞くだけで撤回はしていない。
だから、制度改悪に反対の方は、オンライン署名も募集しているので参加してください。
リンクが上手く貼れないですが「Chang.org 高額医療費」で検索すると表示されます。
オンライン署名には意味がないという意見もありますが、何も意思表示をしないとやりたい放題されるので、私は参加しました。

 

 

 

 

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