路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

コロナ禍での海外移住①:序章

路地の奥のリノベーション済み町家で猫と共に暮らしています。

新型コロナの影響で、4月から在宅勤務が始まりました。

その間に、思いがけず起きた出来事を綴ってみたいと思います。

 

 

友人にめぐってきた転機

私には、ほぼ週一で一緒に飲む友人がいます。

お互いに一人暮らしで、猫を飼っているビール&ハイボール好きです♪

近所に住んでいるので、出張の際には、お互いの猫の世話を任せてきました。

過去記事で書いた、お互いの部屋の鍵を預けあっている友人です。 

www.inthe-alley.net

 

その彼女に転職話が舞い込んだのです。

 

条件の良い転職話。でも1つ問題が…

以前から転職先を探していた彼女に、新規に人材を募集している会社から興味があったら応募してくださいと声が掛かったそうです。

決定すれば、給与や待遇は、現在の仕事よりも良くなります。 

とても良い話ですが、 ただ一つの問題は京都を離れないといけないこと。

勤務先は韓国。

本人は、応募の締め切りギリギリまで迷っていました。

10年以上、京都に住んで働いて人間関係も築けている。

馴染みのお店、お気に入りの場所もたくさんあって、私のような猫の世話を頼める友人も近くにいるから(これはお互い様で私も助かっている)この場所を離れたくない!

韓国で働いたこともないし、勤務先の街は知り合いもいない土地。

 

迷う気持ちはよくわかります。

私だって行って欲しくないけれど、滅多にないチャンスを見送って後悔はして欲しくない。

私には、ここに残ると決めたなら嬉しいし、挑戦すると決めたなら応援するよ、としか言えませんでした。

 

悩んだ末に選んだ道は

そして彼女は、悩んだ末に応募しました。

応募したからと言って100%採用されるわけじゃないから、運を天に任せることにした。

落ちたら悔しいけど、ホッとすると思う、と話していましたわ。

私も家を購入前であれば、同じ選択をしたかもしれません。

まあ私は、韓国語がしゃべれませんので応募資格がございませんが( ̄∀ ̄)

応募の結果、書類審査を通過。

次は、筆記試験。

これに合格すると2週間後に最終面接です。

 

新型コロナの影響による入国制限

通常ならば、試験前日に韓国へ移動し、受験の翌日帰宅が可能ですが、新型コロナの影響で、韓国へ入国後は2週間強制的に隔離されるそうです。

別に監視されたりはしないようですが、2週間以内に隔離施設から外出しているのが見つかったら、法的に罰せられます。

このため、試験の2週間前には韓国に入国する必要があります。

また、試験後も日本に帰ると面接に間に合わないので、そのまま韓国に残らなければなりません…

このような経緯で、最短で1か月間の猫たちだけでのお留守番生活がスタートしたのでした。

 

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友人宅のアメショくんと茶色くん

 

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