路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。

おひとりさま、安心のためのコストについて考える

大阪ガスの「みるぴこ」について記事を書いた流れで、安心感を得るためのコストについて考えてみました。

「みるぴこ」は月額600円程度で、ガス漏れを感知したら登録者にメールや電話で知らせてくれるというサービス。

登録者はスマホのアプリを操作して、外部からガスを止めることができます。

路地の家に住み、火事をかなり怖がっている私が、契約を見送ったのは、月額600円支払って受けられるサービスの内容が、私の希望する内容に一致しないと判断したからです。

 

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* 音が鳴るだけの火災報知器は付いてます。

 

 

 

ではどんなセキュリティサービスなら費用をかける価値があると思うのか?

火事は怖いのですが、コンロがIHで高熱を発する暖房器具も持っていないため、自宅内部から発火する可能性は低いと考えています。

ただし、近隣で火災が発生した場合は、木造の住宅密集地なので延焼する可能性はかなり高いです。

その上、路地の中に消防車は入ることができないので、消火活動もしにくいでしょう。

この点が、一般的な戸建ての住宅よりリスクのある部分だと思います。

 

そして、猫と暮らす私が最も恐れるのは、私が外出中に自宅が火事になることです。

ネコーズたちが逃げられない!

 

家は最悪、燃えちゃっても、ネコーズが助かれば、諦めは付くけれど(すごーく落ち込むし、立ち直るのに時間がかかると思いますけど!)窓か玄関さえ開けてあげれば逃げられたのにという状況で亡くしてしまったらと考えると恐ろしい・・・

 

ということは、私が求めるサービス内容は、火事を感知したら、すぐに駆け付けて、自宅玄関や窓などを開けて猫の逃げ道を作ってくれるサービスってことかしら?

*さすがに他人様に、火事になっている家の中に猫を救出するために入ってもらう事までは望みません。

まあでも火事の現場に近づくだけでリスクはありますから、動物のために人間を危険にさらすようなサービスは、今後も提供されることはないでしょう。

遠い将来に、消火活動を行うロボットなんかが開発されたら、あり得るのかしらね?

 

防犯より防災重視です

自宅の安全を守るという観点で考えると、セコムやALSOKなんかのホームセキュリティーは防犯には有効そうです。

空き巣は防犯カメラのある家を避けるという話は有名ですし、費用はかかりますが、自宅に高価なものがあるのであれば、安心代として支払う価値はあると思います。

異常を感知した時に駆けつけてくれるというのが心強いですわ!

私は高価なものを所有しているわけではないので、どうしても防犯よりも火事を含む防災に対する関心が高くなります。

ただし、災害の発生を完全に防ぐことは不可能。

火事に関しては、新築なら燃えにくい建材を使うとか、オール電化にするとかといった対策が考えられますが、非常に大きな金額の話になるし、そもそも賃貸住宅では手を出せません。

この辺りは、どんな保険に入るか悩むのと同じで容易に答えが出ませんわね。

自分なりの妥協点を見つけて、できる範囲で対策を取っていくしかございません。

きっと今後も私はリスクとコストを秤にかけて迷いつつ、試行錯誤していくことになるのだと思います。

 

生存確認サービスはどんどん普及しそう

私が火事の次に恐れているのは、自宅内でうっかり死んでしまうことですわYO!

現在は会社勤めしているので、通常なら死んでいたら数日で発見されると思いますが、今年のGWはカレンダー通りなら9連休

年末年始休暇もうちの会社は10連休でした。

連休の初日にうっかり逝ってしまったら、発見までに時間がかかります。

旧アパートで後期高齢者の方々の生活を垣間見たところ、他人の出入りは働き盛りのサラリーマンより多いんです。

ケアマネさんやヘルパーさんなど。

見護られる高齢者になる前に、生存確認のシステムを構築し方がいいのかも? 

 

ステキな旧アパートの記事はこちら ↓

 

www.inthe-alley.net

 

 

www.inthe-alley.net

 

生体反応をチェックするブレスレットとかで、脈が止まったら通報されるようなサービスは、今後も独居老人が増え続ければ、お手頃価格で提供されると予想してるんですけど、そういうサービスを見つけたら契約しそうです^^;

 

まぁどんな、優秀なセキュリティシステムがあっても、実際に何かが起こったときにうまく動くかどうかは確実ではないですから、あくまでも「安心感を得る」だけで、本当に安心&安全なのかは別問題なんですけどね。

私の不注意でネコーズが、困った状況になることを避けるための工夫は必要だなと思います。

 

パネルヒーターの両面にはりつくネコーズ♪

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