路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

結果的に正解だった住まいの立地選び

路地の奥のリノベーション済み京町家に猫と共に暮らしています。

天窓からの日差しが壁に映ってうつくしい♪

 

現在の住まいは、賃貸ではなく持ち家です。

住宅ローンは、まだ残っていますが^^;

本来、住宅購入は計画的に進めるべき一大プロジェクトですが、私の場合は、生涯住み続けたいほど、気に入っていたアパートが取り壊されることになり、地上げにあったことがきっかけ。

急遽発生したイベントだったため、住宅購入計画は、かなり紆余曲折がありました。

 

www.inthe-alley.net

 

 

最初のターゲットは京都市周辺の別の市

京都市内での生活が長く、そして気に入っていましたが、当初、購入を計画したのが、住宅ローン減税対象のマンションだったため、京都市内は予算オーバー

めっちゃ不便なところなら予算内だったかもしれませんが、通勤を考えると現実的ではありません。

そこで、周辺の都市をターゲットにしました。

主に滋賀県琵琶湖線沿い。

何件か内覧したのですが、このエリアは、基本的にファミリー向けの3LDKが多く、ひとり暮らしの私には、そこまでの広さは必要ないし、間取りが好きになれなかったため、単身者向けの1LDKなどが選択肢にある京都市内をターゲットにすることになりました。

この時点で、住宅ローン減税は諦めた。

 

京都市内での物件探し、ネックはやはりペットの存在

京都市内は単身者向けのマンションは、多かったのですが、私の場合は、ペット可の条件がクリアできず…

築浅のマンションは、猫および小型犬に関してはOKのところも多いのですが、私が狙っていた築30年程度かそれより古い物件は、ペット不可が多かった。

予算的に築浅物件は無理。

www.inthe-alley.net

 

物件探しと同時並行で、地上げ屋との交渉もしていたのですが、精神的にめっちゃ疲れたorz

 

希望エリア内で想定外の物件に出会う

そんな状況下で、不動産仲介サイトで、現在の我が家を見つけたのです!

当時の私は戸建てはまったく考えておらず、中古マンションばかり探していたので、戸建ての我が家を見つけた経緯は不明。

まったく、心当たりがありません。

でも、戸建てだからペット問題はクリア

サイトに掲載されていた写真に惹かれ、立地が希望エリアだと確認したら、どうしても内覧したい気持ちが抑えられませんでした。

既に別の中古マンション(ペットに関しては不透明)の購入を申し込んでいた上に、路地の奥の通常の住宅ローンが使えない家に惚れ込んだせいで、この後もすったもんだがあるのですが、最終的にひとめ惚れした我が家を購入することができました。

なんかもう、人間万事塞翁が馬ってこういうこと?って思いましたよ…

 

選んで正解だった住環境

私が住宅購入を希望していたエリアは、京都市内でも割とお高めエリア。

なのに予算内で購入できたのは、路地の奥の再建築不可物件だったから。

ちなみに長屋で、造りとしては集合住宅。

それも、防音がしっかりしていないタイプです。

だから、おとなりさんが階段を上り下りする音は聞こえるし、たまにくしゃみも聞こえる。

でも、幸いなことに、お隣の階段は、我が家と接する壁側にあり、これが緩衝材になっているらしく、通常の生活音は聞こえません。

希望エリアに住むために妥協したのが、この路地の奥の長屋である点です。

これは、結構な賭けだったと思いますが、大きなトラブルなく生活できているので、私の場合は、選んで後悔はありません。

徒歩10分圏内で、日常生活に必要なものはほぼ揃うし、ご近所付き合いも良好なので、この家を選んで本当に正解だったと思っています。

 

イムリミット有で住宅購入を行うのはリスクが高い

私の場合は、結果オーライだったのですが、地上げ屋との交渉の兼ね合いもあり、旧居からの引っ越しに時間制限がありました。

これは、かなりのストレスだった!

賃貸での引っ越しなら、引っ越し先が合わなければ、また別のエリアに引っ越せばいいのですが、購入の場合はハードルが高い。

一時的に賃貸への引っ越しも検討いたしました。

ネコーズがいるので、これも簡単なことではなかったのですが…

購入したら必ずしも引っ越せない訳ではありませんが、金銭的負担が大きいので。

だから、住宅を購入するのであれば、冷静な判断をするためにもタイムリミットが設けられる状況は避けるべきだと思います。

さすがに地上げに合う人は、滅多にいないと思いますが、賃貸の更新時期を気にすることは有りそう。

ただ、住宅購入にかかる費用は、賃貸の更新費とは桁違いなので、これで焦るのは本末転倒。

住宅購入には予算という動かせない条件があると思いますが、それ以外の条件に関しては、その時の気持ちによって揺らぎが発生すると思います。

その中でも立地は、後から変更することは出来ないので、ここは妥協しない方が良いと思います。

  

本に掲載していただきました。

 

 

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