路地裏の生活者

路地の奥のリノベーション済み京町家で猫たちと共に暮らしています。長年暮らした築100年を超えるレンガ造りアパートメントが取り壊されることになり、中古マンションの購入を検討しましたが、たどり着いたのは築100年越えの路地の奥の町家でした。庶民の京町家暮らし。

路地の家の長所①

先の記事で欠点を挙げたので、今度は長所を^^

2018年の京都の夏は尋常ではなく暑かったです!

最低気温が29度とかで、一日中気温が下がることがない日々が続きました。

が、我が家はかなりマシでした。

猫たちの健康管理のために、一日の最高/最低気温と湿度を記録する温湿度計を設置していますが、室温は外気温より5度程度低くなります。

ただし、これは1階だけで、2階は灼熱でしたけど!

1階が涼しいのは、ほぼ直射日光が当たらないためです。

日当たりの悪い家だなんて最悪~(つД`)ノ

ですよね?

でも、意外と快適!

それは、明るさと風通しは確保されているから。

路地の家なので向かいの家との距離が近く、1階には直射日光はあまり入りません。

うちは南北に3棟並ぶ北の端でして、北側と西側が路地に面しています。(西玄関)

1階の窓は、東西南北の全方向にあります。

1階はLDK+洗面+風呂+トイレで、LDKと洗面所の間のドアは基本的に開けっ放しです。

基本的に南側はお隣と接しているので、普通は窓は設けられませんが、敷地の南東側が坪庭になっていて、庭に面した窓があります。

縮尺が適当な配置図ですが、☆マークがうちの坪庭の位置

位置関係

東側が一番開けていて、庭を挟んで裏のお宅が建っています。

このおかげで午前中の1階には、東の高窓から朝日が差し込みます。

その後、南側の窓から洗面所に日光が差し込む時間しばらく続いて、午後にはほとんど直射日光は入りません。

北側と西側の窓からは、日光は差し込みませんが明かりは入ります。

直射日光に外壁が暖められることもないので、1階は涼しい

正に「家の造り様は夏を旨とすべし」に従ってる!

と言うことで、直射日光が差し込まないというのは、それなりに利点があります。

この辺の事情は、都会の住宅密集地に新築する場合も同じ懸念事項なんじゃないでしょうか?

住宅が建て込んでいて日当たりが悪い立地でも、明るさ自体は工夫次第で取り込めるはずなので納得がいくまで調べてみることをお勧めします。

坪庭の眺めは気に入っています。

tuboa.jpg

2階は東西に窓があり、風通しもいいですが屋根が焼けるのと直射日光で暑いです。

エアコンと扇風機の併用で酷暑を乗り切りました~

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