ひとりで路地の奥のリノベーション済み京町家に猫と共に暮らしています。
我が家の一人っ子、プリティガールちゃんに、掛かりつけの動物病院からワクチン接種の案内が届きました。
現在かかりつけ医院は、急患以外は完全予約制なので、予約専用のLINEグループから希望日時を予約し、先日プリティガールを連れていきました。
病院ですって!
- 年に1度の3種混合ワクチン
- ワクチン接種の推奨間隔の見直し
- 接種期間を3年ごとにして毎年の抗体検査を提案される
- 抗体検査もワクチン接種も見送りました。
- ワクチンのメリットとデメリットを考えて
- かかりつけの動物病院を信頼しています。
年に1度の3種混合ワクチン
保護猫出身のプリティガールは、毎年3種混合ワクチンを接種しています。
うちに来た当初は、栄養不良が原因なのか、猫風邪が原因なのか?目やにがひどかったんです。
5きょうだいでしたが、全員、眼がしょぼしょぼ(´・ω・`)
その後、猫風邪らしい症状を発症することはありませんでしたが、獣医師推奨の毎年のワクチンは続けてきました。
完全室内飼いなので、3種混合です。
旧アパートで外出自由の状態で飼われていた三毛ちゃんは、5種混合ワクチンでした。
ワクチン接種の推奨間隔の見直し
待合室で15分程待ってから、診察室に呼ばれました。
そこで獣医さんから、ワクチンの接種間隔について見直しているとのお話がありました。
これまでは、すべての猫に毎年の3種混合ワクチン接種を推奨してきた。
しかし、ワクチン接種を受けている猫の方が、受けていない猫よりも腎臓病を発症する確率が高いのではないか?という研究結果が報告されていることから、この病院では、以下の条件で飼育されている猫に関しては、接種間隔を見直すことにしたそうです。
- 少数飼育(1~3頭)
- 風邪の症状がない
- 外に行かない
- 飼い主が保護猫活動をしていない
うちは上記の条件に当てはまります。
接種期間を3年ごとにして毎年の抗体検査を提案される
ワクチンの接種間隔を3年ごとに伸ばす方式へ移行しようとしているけれど、それで本当に問題がないのかは事例が少ないとのこと。
これまでは毎年接種してきた ものを、いきなり3年ごとにするのは、飼い主側も心配なのではないでしょうか?
そこで、ワクチン接種の替わりに採血して、抗体検査をすることを提案されました。
あなたなら、どう判断しますか?
抗体検査もワクチン接種も見送りました。
考えたのですが、抗体検査をして基準値に達していなければ、改めてワクチンを接種することになるんですよね。
抗体検査に関して、私の勝手な考えですが、検査方法によって結果が異なるんじゃないかしら?
献血センターの検査では、貧血と判断されたことがないのに、通常の健康診断では毎回、貧血のため要再検査という結果になるわたくしの考えです。
ちなみに貧血で倒れたことはありません。
また、完全室内飼いなら、毎年のワクチンは必要ないのでは?という考えは以前から聞いたことがあったのです。
実はタイミングを逃して、間隔が1年半くらい空いたこともあります。
腎臓病のリスクについては、今回初めて知りました。
ワクチンのメリットとデメリットを考えて
プリティガールの場合は、猫風邪は子猫時代以降、症状が出たことがありません。
外には出ないし、私は現在、外猫との接触もないので、猫風邪を発症する可能性は低い。
一方、腎臓病に関しては、腎臓が片方しか機能していない点や、年齢から考えて、発症の可能性が高い。
このため、抗体が残っているかどうかは不明なままですが、今年のワクチンは見送ることにしました。
かかりつけの動物病院を信頼しています。
現在の掛かりつけ病院は、路地の家に引っ越して来てからお世話になっています。
今回は、提案頂いた抗体検査をお断りしましたが、この病院を私は信頼しています。
ハンサムボーイが緊急入院したときも、アメショくんが体調を崩したときも、こちらにお世話になりました。
今回、ワクチンの接種間隔を空けることを提案してくれたのも、誠実な対応だと考えています。
おそらく、毎年のワクチン接種による売り上げは、病院としては見込みを立てやすい商品(?)なのではないかと思います。
これを3年ごとにしては?と提案するのは結構思い切った提案なのではないでしょうか。
だから補填として、抗体検査を提案されたのかなと考えています^^;
病院も商売ですから仕方ない。
治療や検査にかかる費用対効果、薬やワクチンのメリット・デメリットに関して、判断するのは難しいですが、納得のいくように考える必要がありますね。
本に掲載していただきました。
「自分らしく、ひとりで暮らすということ」主婦の友社
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